Python を基礎から 3 - 変数について

Google Colaboratory を使ったプログラム基礎

目的

変数の使い方と種類についての簡単な説明です。

変数

変数とは

変数とは、名前の通り値を変更できる文字のことを表します。 数学で言うと xy ですね。 計算を行うときに利用するため、プログラムには必須の概念となっています。

箱を使った説明

変数はよくとして説明されます。 ここでも、その例を用いて説明します。

数値や文字などの変数を利用するためには、箱 (実際には型) を利用します。 しかし、初期状態ではその箱はないため、自分で定義する必要があります。

このように宣言します。

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# 数値の宣言
number = 1

# 文字の宣言
text = "apple"

001

数値 (int 型) と文字 (string 型) は、扱いが異なります。

次の資料で詳しく紹介しますが、 数値は + をしたときに計算されます。

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number_1 = 20
number_2 = 30

print(number_1 + number_2)

# 出力> 50

文字は数値とは異なり、結合されます。

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text_1 = "20"
text_2 = "30"

print(text_1 + text_2)

# 出力> 2030

このように、数値と文字は扱いが異なっています。 これは、

  • int 型
    数値だけが入れられる箱
  • string 型
    文字が入れられる箱

に分けられています。

Python や Ruby では自動的に処理されるため (型推論) 、型を指定する必要はありませんが、 C や C# はそれぞれ宣言する必要があります。

C# の例

int 型の使用例

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int number = 200;

Console.WriteLine(number);

// 出力> 200

(int 型に文字列を入れるとエラーになります。)


以上です。


Last Code Checked: 2024/4/18 by mint73

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